『これからゲーム配信やゲーム実況をはじめたい!』『必要な機材がわからないから知りたい!』『なんとか安く抑えたい!』
この記事で知られること
- 配信やゲーム実況で必要な機材
- おすすめの機材
- 最低限の費用で抑える方法
配信やゲーム実況では用途に合わせて機材を揃えないといけません。実際にゲーム配信も行う現役ゲーマーの管理人が詳しく解説していきます。
意外と低予算で済ませられるので、自分の求めるクオリティに合わせて機材を選んでみましょう。
配信で使うゲームハードによる違い
配信やゲーム実況は、ゲームハードによって必要な機材が変わってきます。
ゲームハードというのは例えば、
- Switch
- PS4
- PS5
- PC
などのことですね。みなさんが配信をしたいゲームハードはどれでしょうか。この中でもSwitchやPSなどの『コンシューマーゲーム機』と呼ばれるゲームハードは少しだけ配信のハードルが高いです。
コンシューマーゲーム機で配信
PS5には『ブロードキャスト』機能があるので、直接YouTubeで配信をすることができます。
それ以外のコンシューマーゲーム機で配信するには『キャプチャーボード』と『配信する・配信を管理するためのPC』が必要になります。PS5で安定して高画質で配信する場合も当てはまります。
Switch、PS5、PS4で配信するなら
- キャプチャーボードが必要
- 配信用のPCも必要
- 声を乗せるならヘッドセットやマイクが必要
- OBS等の無料配信ソフト
コンシューマーゲーム機は配信することを想定していないため、PCで画面録画をして、その映像を配信することになります。そのため、実はそこそこハードルが高いです。
どうしてもやりたいゲームを配信するなら別ですが、キャプチャーボードがそれなりな金額なので、低予算で済ませる場合には向いていません。
PCで配信
PCで配信する場合は、配信できるスペックのPCがあるだけでいいです。最近はPCのグラフィックボードが進化しているので、1PCでなにも問題なく配信ができます。
PCで配信するなら
- ゲーミングPC
- 音声を乗せるならマイクかヘッドセット
- 操作するための周辺機器
- OBS等の無料配信ソフト
PCのスペックが十分なのであればキャプチャーボードは要らいので、揃えるものはそんなに多くありません。
ゲーミングPCが高価になりますが、コンシューマーゲーム機で配信するときにもPCは必要になるので、意外とそこまで差がありません。
配信するのに必要なスペックは以下を参考にしてください。
1080p 60fpsで配信したい場合
- 8コア以上のCPU
- 16GB以上のRAM
- RTX3070以上のグラフィックボード
このスペックであれば配信がカクつくこともありません。
管理人はココでPCでを買って3年以上使い続けています。
若干高い気もしますが、パソコンショップセブンはすべて市販部品で組まれたPCを販売しています。もしカスタムしたくなっても幅広い部品を取り付けることができるようになっています。
長く使っていて部品の交換が必要になっても、PCの買い替えをしなくていいので、結果的に経済的です。細かくカスタムオーダーができるようになっています。
ほぼ自作PC代行みたいなメーカーさんです。
インターネット回線速度が重要
ゲーム配信をするならマシンスペックよりも回線速度が重要です。自分のPCでサクサク動いているように見えても、回線速度が遅ければ配信上ではカクカクになってしまいます。
この記事を読んでから『回線速度』でググって一番上に出てくるサイトから速度テストを実施してみてください。
ゲーミングPCに必要なインターネット回線
- 30Mbps以上のダウンロード速度が出る回線
- 特に配信であれば絶対に必要
もしも、快適な回線契約ができていない場合は、必ずゲームが快適にできる回線に契約をしなおした方がいいです。
カクカク配信だとすぐに離脱されてしまいます。
OCN 光なら、24ヶ月3,960円~で混雑時間帯にも速度の落ちにくいIPv6が標準装備ですよ!
おすすめの機材
ここからは配信で使う、周辺機器でおすすめの製品を紹介していきます。
おすすめの機材
- マイク
- マイクアーム
- ウェブカメラ
- 配信管理用のモニター
こだわると差が出る周辺機器を集めました。PCスペックを妥協しなければなんとかなるので、機材は意外と少なくていいです。
マイク
マイクにこだわるとライバルよりも聞き心地が良くなり離脱率を下げられます。
いくら声に自信があるわけではないからといって、バリバリの音声を配信するのは単純に耳障りな音になってしまいます。いまだと皆さん高音質で配信しているので負けてしまいます。
そして、ミキサー機能を持たせたマイクも低価格で購入できます。ミキサー機能があるとVCの音を配信の乗せないようにできるのでとても便利ですよ。
おすすめのミキサー機能つきマイク
RODE NT-USB Mini | |
指向性 | 単一指向性 |
感度 (ゲイン) | PCで調整可能 |
ミュートスイッチ | 無し 専用ソフト「RØDE Connect」で可能 |
ダイレクトモニター | できる |
PS4 | 利用可能 |
価格 | Amazon価格 : |
使い勝手 | とても良い |
イチオシポイント | コンデンサーマイクがいいならコレ |
NT-USB Miniは配信向けに作られたUSBマイクです。コンパクトですが高音質でショックマウントとポップガードというマイクに必須な装備も内蔵されています。
専用ソフトが強力でミキサー機能が使えます。例えば、フレンドとVCをしながらゲーム配信を行う場合でも、フレンドの声は自分だけに聞こえるようにして、配信には乗らないようにするという使い方ができます。
マウントが秀逸でマイクアームに取り付けたときの取り回しやすさは格別です。知名度が低くてあんまり使っている人がいませんが超おすすめのマイクです。
マイクアーム
マイクアームがあると環境音などの雑音対策が簡単に行なえます。
高音質なマイクはマイクアームと併用することで、本来の能力を発揮できるようになっています。使い方は簡単なので、一緒に購入しましょう。
おすすめのマイクアーム
種類 | 関節部分が半固定されている |
アーム長さ | 390 x 390mm 標準サイズ |
耐荷重 | 2kg |
価格 | Amazon価格 : ¥5,699 (執筆時点) |
使い勝手 | 標準品質 |
イチオシポイント | 軽いマイクも使える コスパに優れる |
アームが半固定された構造の製品で、使い勝手がいいです。アームの長さも程よく多くの人が満足できる取り回しにできます。万人におすすめな標準仕様のマイクアームです。
動かすのには少し力がいりますが、なるべく低予算で済ませたい場合でも、すぐ壊れるマイクアームを使いたくない場合はコレ1択ですよ。
カメラ
顔出し配信をするならカメラは必須ですね。オートフォーカスカメラを使うといい感じに背景もボケておしゃれな感じに写せます。
おすすめのカメラ
使っている人も多く、安定して高いクオリティを約束してくれる高性能カメラです。
カメラで映す映像の画質が悪いとあんまり配信に集中できないので、いいカメラを買っておくと後悔しません。
モニター
配信を管理するためにモニターは2つあったほうがいいです。いちいちコメントの確認のために裏画面へ行くのはしんどいです。管理人もマルチモニターじゃないと配信したいと思えません。
おすすめのモニター
モニターは管理用に映ればいいので、正直なんでもいいです。サブモニターとしてこだわりがあるのであれば、ゲーミング用途ではないクリエイティブ向けのモニターを買うと使い分けができて便利です。
最低限で揃えたい場合
最低限の機材で配信したい場合、揃えるものは限定されます。
ただ、うえで紹介したマイクなんかは別に機能性を求めなければ、マイクが高音質なヘッドセットを使うことで価格を抑えられます。
ヘッドセット
ヘッドセットはコンデンサーマイクが搭載された製品を使うことで音声の品質を保てます。マイクはケチっても音質を悪くしないようにするのが鉄則です。
おすすめのヘッドセット
マイクひとつぶんの値段なのに、下手したら同価格のマイクよりもマイク音質が良いというハイコスパヘッドセットです。
キラキラ光るので、配信に映えます。ゲームのうまさで売り出すのでなければ、どんなヘッドセットでも問題ありません。継続して見てもらうためには音質のほうが重要です。
カメラ
高解像度で配信しないのであれば、カメラも低価格で購入できます。
おすすめのカメラ
720pの解像度であれば60fpsで撮影が可能になっていればスマホで見るには十分です。1080pでも30fpsで撮影できるので速い動きばかりを見せるのでなければ問題ありません。
まとめ
ゲーミングPCでPCゲームを配信するなら、配信用のスペックを1台揃えるだけで大丈夫です!ネット回線だけは絶対に速度が出るものにしましょう!
揃える機材も、
- マイク
- マイクアーム
- ウェブカメラ
- 配信管理用のモニター
これだけあれば特に問題ありません。マイク音質は特に重要です。ゲーミングPCを持っているならマウスやキーボードを持っていると思うので、なおさら揃えるものは少なくていいです。
まだゲーミングPCを持っていないのであれば、機材にお金をかけるよりもPCにお金をかけましょう。
パソコンショップ SEVENならほとんど自作PC代行です。好きなパーツで組めるようになっているので、配信向けのPCをオーダーしちゃいましょう。
1080p 60fpsで配信したい場合
- 8コア以上のCPU
- 16GB以上のRAM
- RTX3070以上のグラフィックボード
このスペックであれば配信がカクつくこともありません。
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