この記事では、PCでゲームをしたいけど、PC以外に準備すべき周辺機器やなにやらがよくわからないという、PCゲーム初心者さんに向けて準備しておく必要な物を紹介していきます。
特に、とりあえずPCを買っちまったはいいけど、周辺機器を準備していなくてどえらいことになってしまったというような方もいるでしょうから、すぐ買えてすぐ届くものだけで紹介していきます。
うっかり勢いでPCを購入するなんてよくあることです。大丈夫。
むしろ勢いが無いとあの金額の買い物はできません。
この記事では優先順位も紹介してきますが、上から紹介する順に用意しておいた方がいい製品たちになっています。
それでは、早速紹介していきます。

ほぼほぼ休日はゲームしかしていないPCゲーマーの筆者と一緒に順序立てをして順番に考えていきましょう。
ちゃんとケチって大丈夫なところも明確に紹介していきます。
なにも高いものばかり買わなくてもしっかりゲームに没頭できる環境を構築できるのです。
最低限用意すべき大前提の環境
奥さんの許可 (家族の同意)
勝手に買って怒られても知りません。
電力契約の確認
優先順位 最高
ゲーミングPCは消費電力が多い電化製品です。
だいたい高負荷時で750Wくらい。
例えば、ドライヤーと電子レンジを使うとブレーカーが落ちてしまうというような電力契約の場合、PCでゲームをすると、高確率でブレーカーが落ちます。
今までPS4やPS5でゲームをしていて大丈夫だった場合でも一度、電力契約の確認をしましょう。
また、お住まいの人数構成によっても電力の使用状況が異なるわけですが、ゲーミングPCは750Wくらいの消費電力と考えておけばいいです。
奥さんや彼女にブチ切れられないためにも必ず確認しましょう。
ゲーミングPCに必要な電力契約の目安
1人~2人 30A契約
3人~4人 40A契約
快適なインターネット環境
優先順位 高
置くだけ簡単なWiFi等は回線速度が遅すぎてまともな対人戦ゲームができません。
ダウンロードが遅いだけとかそういう次元の話ではありません。試合になりません。
快適に対人戦ゲームをしたい場合、最低でも下り(ダウンロード時)が30Mbpsは必要です。
マンションとかは自由に回線が選べるわけでは無いので、住んでいるマンションに引いてある回線について事前に調べておいたほうが良いです。
この記事を読んでから『回線速度』でググって一番上に出てくるサイトから速度テストを実施してみてください。
ゲーミングPCに必要なインターネット回線
30Mbps以上のダウンロード速度が出る回線
『回線速度』でググって一番上に出てくるサイトから速度テストを実施
ゲーミングPCを買う前に揃えておきたい周辺機器
さて、簡潔に紹介していきます。
とりあえず、すぐにでもPCを購入したくてサクッと悩むことなく揃えたい、そんな方に向けて紹介。
モニター
優先順位 高
無いと操作画面が映せず操作できない。
いろんな製品がありますが、筆者としてはブレが軽減して見える、モーションブラーキャンセラーの機能がついたモニターが圧倒的におすすめ。
実感できるレベルで残像感が消えます。FPSやりたいならあった方がいいです。
安いものはそのまま、安物買いの銭失いになる可能性が高いのでケチらないようにしましょう。
ゲーミングPCに必要なモニター
¥3万~が本命製品
144Hz以上のリフレッシュレート
ブレ (残像感) を低減させるモーションブラーキャンセラー機能
安いものは値段なりの性能
おすすめモニター
ASUSのモニター
IPSパネルを採用したTUFシリーズは発色もかなり自然で色合いもきれいです。
ASUSはELMBというモーションブラーキャンセラーの機能がついたモニターを販売していて、さらにモニターのサイズ、リフレッシュレートも幅広く選べるようになっています。
実際のゲームプレイ中は高負荷時だと144fpsも出ていないことが多いので、165Hzのモニターでも不満は出にくいです。
リンクから好きなサイズとリフレッシュレートを選択してみて予算に合うものを購入してみてください。
デスク
優先順位 高
無いと困るとかそういう次元ではない。
というかマウス&キーボードでゲームをするなら、最低限PC用のデスクが必要です。
ちなみにケチっても全く影響が出ない周辺機器なので、安く買えるもので大丈夫。
ゲーミングデスクとかじゃなくてマジで大丈夫。
サイズは幅100cm以上がおすすめです。
幅120cm以上あれば、デスクの上にPCを置いても作業領域が十分に確保できます。
ゲーミングPCに必要なデスク
幅100cm以上
奥行き60cm以上
ガラス天板は絶対にNG
おすすめデスク
筆者が使っているデスクです。2年くらい使ってます。
プロゲーマーでも使っている人が多いデスクです。
20kg近くあるPC本体と、モニター、モニターアーム、マイク、マイクアームを配置していますが、問題無く使えています。コスパ最高。
チェア
優先順位 高
これもあった方がいいというか、健康な体を維持したいなら買いましょう。
ちょっと値が張りますが、チェアも予算として確保しておきましょう。
長時間座っていると、腰への負担がかかるため、負担を減らすためにも絶対に必要です。
ちなみにゲーミングチェアの構造は車のバケットシートと設計が似ているので、ゲーミング製品としてはかなりマトモな製品。
そこまでケチらなくてもちゃんと見返りのある製品なのでコスト掛けても大丈夫。
ファブリック素材 (合皮ではない) の方が通気性は良く、耐久性も高いです。

筆者は腰痛とは無縁だと思っていましたが、20代半ばくらいで腰痛持ちになりました。
腰はいたわりましょう、マジで。どうにもならなくなってからじゃ遅いです。
ゲーミングPCに必要なチェア
安くてもいいからゲーミングチェア (バケットシート構造)
ファブリック素材がおすすめ
おすすめチェア
ファブリック素材
筆者が使っているチェアです。2年くらい使っていますがまだヘタってきていません。
実況者でも使っている方はちらほらいます。
腰に当てるランバーサポートのおかげで腰全体がチェアに接地します。最高。
予算が確保できていない場合はこちらも同じ様なファブリック素材のチェアなので試してるのもアリかも。
我慢できるならPC購入後でもいい製品
ここからは、我慢できるならPC購入後でもいい製品達を紹介します。
正直、マウスとかキーボード、マウスパッドはもちろんPCの操作に必要なわけなんですが、好みに合わせて選ぶ方が絶対にいいです。
筆者としては安易に定番製品は勧められません。
しかし、購入して後悔が無かった製品はもちろんあるので、購入しても大丈夫そうな製品だけ紹介していきます。
購入時の参考にしてみてください。

初めはどの製品が自分に合う操作性かなんて分からないから、気に入ったものを買えば大丈夫 (小声)
あと、メーカーで統一するのはビミョー。
おすすめ ゲーミングマウス
無線が便利です。有線は軽さを求めるならアリ。
Logicool G PRO ゲーミングマウス
ちょっと高いけど、よっぽど大きな不満が出ない極めてバランスの良い傑作ゲーミングマウス。
プロゲーマーでの使用率がめっちゃ高い。
有線マウスでも80g以下にするのが難しいのに無線マウスで80gを実現しています。
初めて買ったゲーミングマウスでPRO X SUPERLIGHTが出るまでずっと使っていました。
左右対称形状
どんな人でも持ちやすく感じる
軽量 80g
ロゴ部分が光る
バッテリー残量が光の色で分かる
Logicool G PRO X SUPERLIGHT ゲーミングマウス
ちょっと高いけど、よっぽど大きな不満が出ない極めてバランスの良い傑作ゲーミングマウス その2。
これまた、プロゲーマーでの使用率がめっちゃ高い。
有線マウスでも80g以下にするのが難しいのに無線マウスで63g以下を実現しています。
60g台のマウスは持ち上げてもマウスの重さを感じにくく、持っている感が薄いです。
視点移動の多いゲームではめっちゃおすすめです。高いけど。
発売日付近で購入してからずっと使っていますが不満がありません。最高。
左右対称形状
どんな人でも持ちやすく感じる
軽量 63g以下
ロゴは光らない
バッテリー残量がインジケーターランプの色で分かる
おすすめ ゲーミングキーボード
テンキーは要りません。必要ならテンキーだけで買えるので問題有りません。
正直どれ買っても大丈夫。
HyperX Alloy Origins Core RGB メカニカルゲーミングキーボード
ちゃんとした大手メーカーで安くてまともなメカニカルキーボード。
とりあえず無難な性能でおすすめです。
打鍵音もそこそこ静か。
ゲームやるならテンキーは必要ありません。
テンキーレスキーボード
アルミフレームで高級感アリアリ
ライティングをもっときれいにできるキーキャップとセットでお得に買える
Razer Huntsman Mini JP 小型 ゲーミングキーボード
高いけど小さくてかわいいキーボード。
60% キーボードと呼ばれています。筆者の愛用品。
ファンクションキーが無いけど、キーの組み合わせ押しでテンキーレスと同等の機能が備わっています。
Linear Optical Switchはめちゃくちゃ打鍵音が静かです。
メカニカルキーボードの中でも目をみはる静音性。
60%キーボード
Linear Optical Switch 打鍵音が静か (マジ)
おすすめ ゲーミングマウスパッド
FPS ゲームやるならLサイズ以上を買おう。
HyperX FURY S Speed Edition Pro
真の低価格ゲーミングマウスパッド。
これより低価格は信用ならない。
G640r買うよりもこっちがおすすめ。
見た目が気に入れば最初に買って欲しいマウスパッド。
大手だからこそ実現できたコスパの鬼
価格以上の操作性
見た目が限定される
Razer Gigantus V2
マウスパッドに¥3,000以上出せない人向け。
G640r買うならまだこっち。
良くも悪くもないマウスパッド。
悪くはないけど良くもない
ゲーミングマウスパッドのスタートライン
FnaticGear DASH
筆者の一番おすすめできるマウスパッド。
よく滑ってよく止まる。
扱いやすさMAX。
競合製品の登場で安くなって¥4,000台で買えるようになった神マウスパッド。
はじめにこれ買っちゃうとあとから低価格帯行くと悲惨な思いをすること以外におすすめできない理由が無いマウスパッド。
ハイブリッドマウスパッドという新定番の操作性
どんなゲームでも扱いやすさがある
とりあえずおすすめしても大きな不満が出ない優れた製品
まとめ
ケチっていいものを見極めることが重要
今回はゲーミングPCと合わせて購入したい周辺機器について解説してきました。
筆者としてはとりあえず
ケチらないほうがいいもの
モニター
チェア
どちらも価格に比例する
ケチってもいいもの
デスク
インテリア要素が強く性能が価格に比例しにくい
好きなものを買うべき
マウス
キーボード
マウスパッド
イヤホン、ヘッドホン
という感じでした。
また、マウス、キーボードなどのデバイスは、正直好みのものを買ってしまって問題有りません。
一番目に見えるところに置くことになるので気に入ったものを購入した方がいいです。
PCを購入したのはいいけど、なにを買ったらいいか分からないという方の役に立てれば幸いです。
当サイトはゲーミングデバイスのレビューも行っているので、また興味が湧いたら遊びに来てください。
コメント