【FPSのキーボードの置き方】ctrlキーが連打できる置き方と最適なキーボードを解説

キーボード

『ctrlキーがしゃがみホールドだとやりにくい!』『サイドボタンにしゃがみを割り当てたらエイムが終わった…!』

この記事で知られること

  • FPS向けの置き方をするには
  • FPSで試したいキーボードの置き方
  • さらに快適な置き方ができるアイテム

この記事ではctrlキーが押しやすく、連打しやすくなるキーボードの置き方と、FPSゲームでキーボードを操作する時に意識することを解説していきます。

キーボードには複数の置き方があります。特にFPS ゲームでは一般的なタイピングに必要な置き方をする必要性がありません。

ゲームに特化した置き方をすることで、ゲームでの操作性が飛躍的に向上します。

キーボードの置き方と自分の相性を見極めて、もっと楽しくFPSをプレイしてみましょう。

この記事を書いた人
komugipowder

元イネ科アレルギーのkomugipowderです。ゲーミングPCの周辺機器・配信用機材・ガジェットのレビューをしています。みっちり愛を込めて使い込むことをモットーとしたレビュー記事を書いています。配信機材は分かりにくい製品が多いので、設定方法や困りごとの解決・お役立ち情報も発信しています。広告収入を活動資金にして運営しています。

フォロー・購読はこちら
スポンサーリンク

このブログは、Google AdsenseやAmazon アソシエイトプログラム等の広告を利用して得られた収益で活動をしています。

FPS向けのキーボードを使う

まず大前提としてFPS向けのキーボードを使った方がいいです。

これから紹介する置き方はFPSでは定番の置き方です。しかし、それを実現するのが『コンパクトキーボード』です。

テンキーのついたフルキーボードだと、どうしても置き方に制限があります。やりにくさMAXで上達も遅くなってしまいます。上達を妨げたくないのなら、コンパクトなキーボードを購入しましょう。

小さすぎず大きすぎずちょうどいいコンパクトさのDrunkDeer A75が、Apex LegendsでもVALORANTでもキャラコンを助けてくれます。ゲーム向けの補助機能が豊富で、早くゲームが上達できますよ。最近は多くの人が使うようになったキーボードです。ゲームを本気でうまくなりたいならキーボードを変えましょう。

DrunkDeer A75
サイズ75%
スイッチ磁気リニアスイッチ
ゲーム機能ラピッドトリガー
カスタムアクチュエーション0.4mmから3.6mmまで
(随時ソフトウェア更新中)
ソフトウェア対応

ゲーミングキーボードの置き方 3選

ゲームをしている時、文字入力している時間とキャラクターの移動入力をしている時間、どちらが長いですか?

当然、キャラクターの移動入力をしている時間をしている時間の方が長いですよね。タイピングゲームでも無い限り、ほとんどの場合、文字入力をする機会なんて稀です。それなら、ゲームに特化した置き方をするほうが合理的です。

キーボードの置き方自体は3種類です。

  • ニュートラル
  • ハの字置き
  • 逆ハの字置き

それぞれ解説していきます。

ニュートラル (文字入力向け)

一般的なキーボードの置き方で、タイピングをする時に有効な置き方です。

しかし、FPS ゲームではctrlキーが押しにくい置き方になっています。 操作がやりにくいと思っている方はこの置き方が大半だと思います。

ゲームでのホームポジションでは小指の第2関節あたりにctrlキーが位置します。特に手の大きい人ほど、ゲームでのホームポジションを維持したままctrlキーを押すとなると、小指をかなり折りたたまないといけません。

また、脇が閉じて肘が下がるので手首や腕全体の可動域が狭くなり、手首を浮かしにくく遠くのキーが押しにくくなります。手首で手の重さを支えることになるので、手首がデスクのカドに触れやすくなり手首も疲れやすくなります。

自然に肘が伸ばせるくらいにデスク左端に、かつかなり奥 (なるべく体から遠ざける) に配置すると操作性が劇的に向上します。ただ、デスクの大きさを考えると現実的ではないのも事実です。

以上のことから、手の小さい人、小指の可動が薬指と連動しない人、そういった人以外には向いていない置き方です。

メリット

  • 文字入力がしやすい
  • 文字入力がやりやすい
  • 文字入力がたくさんできる

デメリット

  • 一般的な成人男性には小指が窮屈
  • 手首、前腕が疲れやすい
  • フルキーボードだとマウスパッドの領域が狭くなる

ハの字置き (文字入力向け)

知名度のあるキーボードの置き方で、どちらかと言うとタイピングをする時に有効な置き方です。

しかし、FPS ゲームではctrlキーとshiftキーが押しにくいです。数字キーが若干近くなるので、手の小さい人なら効果的な置き方かもしれませんが、得られる恩恵はニュートラル置きと大差ありません。

ゲームでのホームポジションでは小指の第2関節あたりにctrlキーが位置します。手の大きい人ほど、ゲームでのホームポジションを維持したままctrlキーを押すとなると、小指をかなり折りたたまないといけません。

ニュートラル置きと同様に脇が閉じて肘が下がるので手首や腕全体の可動域が狭くなります。また、手首で手の重さを支えることになるので、手首がデスクのカドに触れやすいので手首も疲れやすくなります。

しかし、ニュートラル置きと同様に、自然に肘が伸ばせるくらいデスク左端に、かつ、かなり奥 (体から遠ざける)に配置するだけで操作性が劇的に向上します。ただ、やっぱりデスクの大きさを考えると現実的ではないのも事実です。

以上のことから、手の小さい人、小指の可動が薬指と連動しない人、そういった人以外は向いていない置き方です。

メリット

  • 文字入力がしやすい
  • 数字キーが近くなる
  • フルキーボードだとマウスパッドの領域を広げられる

デメリット

  • 一般的な成人男性には小指が窮屈
  • 手首、前腕が疲れやすい

逆ハの字置き (FPS向け)

プロゲーマー発祥のFPSではメジャーなキーボードの置き方です。

文字入力はありえないくらいやりづらいですよ。

しかし、しゃがみホールドを多用するApex LegendsなどのFPSゲームでは指の置き方の自由度が爆上がりします。

ゲームでのホームポジションでは小指の指先あたりにctrlキーが位置します。小指を曲げなくてもctrlキーが押せますし、shiftキーも小指の指先で押せます。手が大きくても指を無理やり曲げなくても良くなるので操作性が劇的に向上します。

また、VキーとMキーが親指で押せるくらいの位置関係になるので、マップやアビリティ系の操作性も向上します。

また、脇が開き、デスクに前腕を乗せられるようになるので、手首と前腕を支える力が少なくなり、前腕と手首も疲れ難くなります。前腕で支えられるようになれば手首だけを浮かせる必要も無くなるので、数字キーまで指を伸ばしやすくなります。

デスク奥に配置しなくても脇が開けるので、狭いスペースを有効活用できる合理的な置き方です。

角度が急 (ほぼ縦とか) になればなるほど、手の大きい人は小指を伸ばせるようになる置き方で、置き方を変えたことによる恩恵を受けやすいです。逆に手の小さな人は逆ハの字の角度を緩やかにした方がいいです。

メリット

  • ctrlキーとshitキーが押しやすい
  • 親指で押せるキーが増える
  • 前腕と手首が疲れにくい
  • テンキーがあるキーボードだとマウスパッドの領域を広げられるかも

デメリット

  • 文字入力がしにくいとかそういう次元じゃない
  • 数字キーが遠くならないような絶妙な角度を探す必要がある
  • フルキーボードだとデスク端からキーボードをはみ出させないといけない

さらに配置自由度を上げるには

キーボードを斜めに置きたい時、モニターのスタンドが邪魔になることが多いです。

スタンドは邪魔になるだけなので、モニターアームを導入しましょう。

モニターの足・スタンドはコストダウンのために使いにくいものが大半です。FPSで実力のあるゲーム配信者やストリーマーのほとんどは、1モニターであってもモニターをモニターアームで固定しています。

モニターアームがあると、キーボードと干渉するものが無くなるため、キーボード配置の自由度が劇的に改善されます。モニターの足・スタンドを考慮しないキーボードの置き方ができます。モニターも近くに置けるようになるので、反応速度が上がります。

モニターアームはFPSでの世界大会でも導入されるFPSには当たり前のアイテムです。モニターアームがいらないモニターは同様に世界大会などでも使われるBenQ ZOWIE XL 2546Kくらいしかありません。勝ちたいならモニターを買うかモニターアームを買って、選手仕様のデスクに近づけましょう。

コンパクトキーボードがおすすめ

60%キーボードはテンキーレスキーボードよりも更に右側を削ぎ落としているため、キーボードを斜め置きする自由度が高いです。

プロゲーマーも60%キーボードを使っている方も多いですし、しょっちゅうタイピングをしないのであれば不便に思うこともそんなにありません。

Razer Huntsman Mini

この記事で使用したキーボード

Razer Huntsman Mini リニアスイッチのレビュー記事を見に行く

Razerの小型60%メカニカルキーボード。キースイッチがゲーム向けに特化した仕様で製作されているだけでなく、超静音仕様でカチャカチャうるさくありません。VCを繋いでゲームをやり込みたいという方におすすめ。60%サイズですが、ゲームにはファンクションキーもテンキーもそんなに使わないので無くても問題ありません。デスクが広く使えます。

Razer Huntsman Mini Linear Optical Switch
サイズ60%キーボード
キースイッチLinear Optical Switch
超高速応答
打鍵音スコスコ (静か)

HyperX Alloy Origins 60

HyperX Alloy Origins 60のレビュー記事を読みに行く

US配列の60%キーボードです。全面アルミフレームなのに驚きのコスパ。赤軸の60%フルアルミキーボードならこのキーボードにコスパで勝てるものは無いと思います。打鍵音量もそこそこ静かで、キー配置もテンキーレスキーボードのように扱えるため、汎用性が高く多くの方におすすめしやすいです。『キー配置を覚えるの大変そうだな…』なんて方には超おすすめです!

HyperX Alloy Origins 60
サイズ60%
キースイッチHyperX Redスイッチ
打鍵音スコスコ

まとめ

今回はFPS ゲームでのキーボードの置き方について解説してきました。

結論としては、ゲームは逆ハの字置きで文字入力はニュートラル置きがベストです。

FPSゲームのキーボードの置き方

  • ゲームをする時だけ逆ハの字で置く
  • それ以外の時はニュートラル置きか・ハの字置きにする
  • モニターアームとコンパクトキーボードを買う

キーボードは必要に応じて置き直すことが重要です。

さらに、置き直す時の手間の改善や、マウスパッドの領域を拡大するためにも、コンパクトキーボードを使いましょう。

記事内で紹介したZOWIE XL2546K以外のモニターを使っている場合は、モニターアームを導入してください。

キーボードの置き方を変えるだけでも簡単に操作性の改善はできるので是非試してみてください。

強くなるコンパクトキーボード

自由な配置を実現するモニターアーム

キーボード
スポンサーリンク
フォロー・購読はこちら
この記事を書いた人
komugipowder

元イネ科アレルギーのkomugipowderです。ゲーミングPCの周辺機器・配信用機材・ガジェットのレビューをしています。みっちり愛を込めて使い込むことをモットーとしたレビュー記事を書いています。配信機材は分かりにくい製品が多いので、設定方法や困りごとの解決・お役立ち情報も発信しています。広告収入を活動資金にして運営しています。

フォロー・購読はこちら
パウブロ

コメント

タイトルとURLをコピーしました