USBマイクを使ってみたいけど、どれを買えばいいのか分からない。ゲーム配信でもっとマイク音質を良くしたい!イケボでファンを増やしたい!
だけどどうやって使えばいいのか分からないしうまく使えるのか不安。
その気持ちよくわかりますよ!
USBマイクがあると、ヘッドセットマイクやイヤホンマイクとは比べ物にならない高音質な音声を配信・提供できるようになります。控えめに言ってWeb会議でもゲーム配信でも、マイクの音質が悪いと聞き手としては気持ちのいいものではありません。
この記事ではUSBマイク大好きな管理人が
- ゲーム用マイク・PCマイクの選び方と扱いやすいUSBマイクをマイクに詳しくない人に分かるように紹介
- Discordでのボイチャ・配信・会議で本当におすすめできる高音質PCマイク 6選
- 初めてUSBマイクを使う人でも分かるように上手なUSBマイクの使い方も解説
USBマイク愛好家として、USBマイクの事で困っている人を放っておくわけにはいきません。
是非、テレワーク・会議でイケボを発揮したり、ゲーム配信の音声クオリティの改善に活用してみたり、より良いボイスチャット環境の構築をしてみましょう。

マイクのことはまかせて!!
マイク大好きな管理人が本当におすすめなマイクだけを紹介していきます。
マイクが大好きでUSBマイクを8基持ってます。変な趣味です。
PCマイク・USBマイク・ゲーム用マイクとは
そもそもUSBマイクって必要なの?という疑問を持っているかもしれないので、詳しく解説していきます。
簡単に説明すると、あると便利で予算があれば導入して損はありません。
ちなみに、ゲーミングマイク (ゲーム向けマイク) とUSBマイクは同じものです。分かりやすくゲーミングマイクと呼ばれているだけで、ゲーミングマイクでなくてもゲームで使えます。USBマイクならゲーミングPCで問題無く使えます。
USBマイクのメリット
いちどの発言でよく聞き取れるので、聞き直されたりすることが大きく減るため、コミュニケーションが円滑に行えます。
聞き取りやすい心地よい音質で、配信の視聴者や通話相手・ボイスチャット相手に好印象を与えられます。
PCにもマイクが内蔵されたものがあったり、イヤホンマイク等、簡易的なマイクが内蔵された機器はたくさんあります。しかし、どれも『最低限の音質』です。
ぼやけたような音質で言葉の輪郭が分かりにくかったり、ガサガサ・バリバリの音質で、不快な思いをさせていることも全然あります。
何度も聞き返したりする・されるのもストレスの溜まるコミュニケーションですよね。

PC内臓のマイクやイヤホンマイクは、
ほんとにオマケくらいのクオリティなんです…。
USBマイクのデメリット
USBマイクは少しだけ扱い方に理解が必要ですが、当ブログの記事を活用すれば問題有りません。
後の項目で正しいマイクの使い方も合わせて紹介していきます。
他にはUSB端子と場所の確保が必要なくらいで、極端に目立ったデメリットはありません。

コミュニケーションに聴覚は重要です。
声フェチの方が存在するくらいですから、マイクにコストを掛けても損はありません。
USBマイクの選び方
USBマイクは用途に合わせて選ぶと、その性能・良さを最大限発揮できます。
自分に合わないマイクを選択すると快適なマイク環境を構築できません。

自分に合ったマイクを考えてみよう!
マイクの指向性を理解する
マイクには『指向性』という音を拾える方向が存在します。
指向性を分かりやすく説明すると以下の内容です。
指向性の種類について
単一指向性
- 目の前の音だけを拾える
- マイクの目の前の音以外を拾いたくない場合に使う
双指向性
- 目の前と後ろの音を同時に拾える
- 対面での会話を録音したい場合に使う
無指向性
- どの方向からの音であっても拾える
- 複数人で使いたい場合に使う
ステレオ集音
- 左右で分かれた音を録音できる
- ASMRで有効
何人で使うかで決めよう
USBマイクには音を拾える方向『指向性』が存在しています。
そのため、全てが同じ特性ではなく、1人用から複数人用に分かれています。
ほとんどのUSBマイクは1人で使うことを想定された製品が多いため、複数人用のマイクが欲しい場合は注意して下さい。
1人で使うなら単一指向性
座って会話をする場合なら、どんなマイクでも利用できます。
幅広いマイクから選択することができますが『単一指向性』のマイクが最も適しています。
単一指向性
- 目の前の音だけを拾える
- マイクの目の前の音以外を拾いたくない場合に使う
Razer Seiren Miniは単一指向性のマイク
複数人で使うなら双指向性か無指向性
所定の位置に座って会話ができる環境では、複数人向けのマイクが利用できます。
複数人で使うなら『無指向性』が選べるマイクが適しています。
2人での対面の会話で使うなら『双指向性』が選べるマイクが適しています。
双指向性
- 目の前と後ろの音を同時に拾える
- 対面での会話を録音したい場合に使う
無指向性
- どの方向からの音であっても拾える
- 複数人で使いたい場合に使う
Blue Yetiは双指向性か無指向性を選べるマイク
環境に合わせて決めよう
マイクは環境によって使い分けたほうがいいものです。
かっこいいからと言って、マッチしない環境で使うと快適な音質にはなりません。
自分の環境に合ったマイクを選ぶと失敗しません。
マイクの種類を理解する
マイクの種類は大きく分けて2種類あります。
それぞれの特性を理解しておきましょう。
コンデンサーマイク
- 繊細な音も拾える表現力の高いマイク
- 遠くの音も拾える
- 輪郭のハッキリした音声になる
- 環境音には弱い
ダイナミックマイク
- 繊細な表現は苦手だけど雑音を拾いにくいマイク
- 近くの音しか拾えない
- モコッとした音声になる
- 環境音にはめっぽう強い
それでは、どちらのマイクをどんな環境で使っていけばいいのか解説していきます。
座って落ち着ける環境ではコンデンサーマイク

ゲーム配信や自宅でのWeb会議が当てはまります。
座って落ち着ける環境では、コンデンサーマイクが利用できます。
コンデンサーマイク
- 繊細な音も拾える表現力の高いマイク
- 遠くの音も拾える
- 輪郭のハッキリした音声になる
- 環境音には弱い
周りがある程度静かであれば、そこまで環境音も拾ってしまうこともないので、特に気にすることもなく利用できます。
ちょっとでもキーボードの打鍵音を入れたくない場合はおすすめできません。

所謂、かっこいいマイクですね。
デザイン的にはコンデンサーマイクの見た目は大好きです。
座って使うけど環境音が気になる場合はダイナミックマイク

こちらもゲーム配信や自宅でのWeb会議が当てはまります。
環境音が気になる場合は、ダイナミックマイクが利用できます。
ダイナミックマイク
- 繊細な表現は苦手だけど雑音を拾いにくいマイク
- 近くの音しか拾えない
- モコッとした音声になる
- 環境音にはめっぽう強い
ダイナミックマイクは近くの音しか拾えないという特性が、環境音を拾ってしまわないようにするための対策として有効利用できます。
キーボードの打鍵音をあんまり入れたくない場合はかなりおすすめです。

ある程度マイクを口元に近づけなければなりませんが、ダイナミックマイクに限らず、基本的にマイクは集音対象へ近づけて使用するものなんですよ。
動きながら使う場合はピンマイクかヘッドセット
激しい動きをしたり、立ち上がったりマイクの前でじっとしていられない場合が当てはまります。
立ち上がったり歩きながらであれば、ヘッドセットかピンマイクが利用できます。
ゴソゴソ動きたい・視界の邪魔になるからとマイクを遠ざけて使うのは、間違ったマイクの使い方であり、ご法度行為なのでオススメしません。

視界の邪魔になるのがどうしても嫌な場合は、やっぱりピンマイクを使いましょう。
本当におすすめなUSBマイク6選
ここからは『本当におすすめできるUSBマイク』を紹介していきます。
全て管理人が実際に試したものだけになっているので、この中から選べば大きな失敗は減らせます。
もちろんゲーム配信にも使えます。
おすすめのコンデンサーマイク 4選
繊細な音も拾うことができて、ヌケの良いクリアな音質のコンデンサーマイク。
環境音を拾いにくい正しい配置と感度設定・扱いをすれば、意外と普通に使えます。
正しい使い方については記事の終わりで詳しく解説していきます。
【低価格】FIFINE USBマイク K669B
元祖 THE・単一指向性の安マイク
現環境のコスパで言うと正直言って微妙な感じがあるものの価格だけで見ると今でも低価格です。元値を考慮してもこれより低価格なUSBコンデンサーマイクは保証できません。テレワーク・会議なら十分すぎるほど高音質です。付属のスタンドでは口元近くに持ってこれませんが、音質面は特に大きなコダワリが無ければ満足できます。
K669B | |
指向性 | 単一指向性 |
ミュートスイッチ | 無し |
ダイレクトモニター | できない |
PS4 | 利用可能 |
価格 | Amazon価格 : ¥4,599 |
使い勝手 | ふつう |
イチオシポイント | とにかく安いところ |
- 過去に¥2,990で販売されていた伝説のマイク。
- 現在価格は¥4,599。
こんな人におすすめ
- マイクに¥5,000以上出したくない人
- 音質に極端なコダワリが無い
- 1人で使う場合におすすめ

マイクアームとのセットならいいけど、単体だとイマイチ差別化できていない?
超スタンダードな製品です。入門用だと思ってもらうのがベスト。
マイクアームとのセットもあります
【低価格】Razer Seiren Mini
低価格単一指向性マイクの本命
ゲーミングデバイスメーカー Razer(レイザー)の光らないUSBマイク。オシャレでかわいいだけでなく、コンパクトで場所を選ばないため実用性が高いです。カラーもブラック・ホワイト・ピンクの3色展開です。コンデンサーマイクとしては音を拾う範囲が狭くて環境音を拾いにくいため実用性が高いです。デザインも良いのでテレワーク・会議では重宝しそうです。音質はふつうに良い、高音質。よっぽど不満は出ないでしょう。しかし、付属のスタンドでは口元近くに持ってこれないため、ゲームをするならマイクアームと合わせて使いましょう。
Seiren Mini | |
指向性 | 単一指向性 スーパーカーディオイド |
ミュートスイッチ | 無し |
ダイレクトモニター | できない |
PS4 | 利用可能 |
価格 | Amazon価格 : ¥6,480 |
使い勝手 | そこそこ良い |
イチオシポイント | コンパクトでポップガード内蔵なところ |
- ¥6,480で販売されているマイク
こんな人におすすめ
- ゲームでもおすすめ
- ¥6,500くらいのマイクをマイクアームで運用していきたい人
- 音質にコダワリがある人
- コンデンサーマイクで環境音を拾いにくいマイクがいい人
- 1人で使う場合におすすめ

色んな装備面も含めてコスパに優れた製品です。
付属するスタンドの使い勝手がよろしくないのが玉に瑕。配信ならアームと買いたい。
【中堅価格】RODE NT-USB Mini
音質も使い勝手も単一指向性コンデンサーマイクの中では極めて良い
オーストラリアの音響メーカー RODEのUSBマイク。マイクっぽくないモダンなデザインで、とっても小さくてデスクのどこに置いても邪魔になりにくいです。付属のスタンドはかなりしっかりした作りで使い勝手ヨシ。テレワーク・会議なら問題無く使えます。しかし、付属のスタンドでは口元近くには持ってこれないため、ゲームで使うならアームと併用することをおすすめします。極めて音質が良いだけでなく、専用ソフトで音声を調整・簡易ミキサーとしても使えるので、とっても便利なマイクです。1万円台コンデンサーマイクならベストバイ。
RODE NT-USB Mini | |
指向性 | 単一指向性 |
ミュートスイッチ | 無し 専用ソフトを使えば可能 |
ダイレクトモニター | できる |
PS4 | 利用可能 |
価格 | Amazon価格 : |
使い勝手 | とても良い |
イチオシポイント | 専用ソフトが使えて拡張性が高いところ |
- ¥14,000で販売されているマイク。
こんな人におすすめ
- ゲームでもおすすめ
- まともなマイクが欲しい人
- 音質にコダワリがある人
- マイクアームで運用していきたい人
- 1人で使う場合におすすめ

1万円以上のコンデンサーマイクなら機能的にはこれがベストアンサーだと思います。
付属スタンドは背が低すぎるので配信するならマイクアームは必須です。
【中堅価格】Blue Yeti
プロゲーマー・ストリーマーに使用者が多い指向性豊富なマイク
みんな大好きBlueのド定番USBマイク。マイクっぽくないモダンなデザイン、大きめサイズで存在感があります。小さくはないかわりに、付属のスタンドは口元近くに近づけられて使い勝手ヨシ。テレワーク・会議でも問題無く使えて、配信でもあまりデスクに振動を与えなければ使えます。音質はめっちゃ良いです、専用ソフトで音声を調整できます。アームと一緒に買うならベストバイ。
Yeti | |
指向性 | 単一指向性 双指向性 無指向性 ステレオ集音 |
ミュートスイッチ | あり |
ダイレクトモニター | できる |
PS4 | 利用可能 |
価格 | Amazon価格 : |
使い勝手 | とても良い |
イチオシポイント | マイクアームとセットで安く済ませられるところ |
- ¥17,100で販売されているマイク。
こんな人におすすめ
- ゲームでもおすすめ
- まともなマイクが欲しい人
- いずれはマイクアームで運用していきたい人
- 1人で使う場合におすすめ
- 複数人での会話にもおすすめ
- ASMRをやってみたい場合もおすすめ
最大の長所
- Blueのアーム・Blueのショックマウントを別々に購入した場合よりも¥10,000近く安く買えるYeticasterがあります

ASMRで使えるステレオ集音モードがあって、1つのマイクで複数の機能がこなせてしまいます。
そして、セットで買うなら絶対に名前を挙げます!!
セットでお得なYeticaster
おすすめのダイナミックマイク 2選
家族の声や環境音を拾いにくい特性が日本の家庭事情にピッタリなダイナミックマイク。
モコッとした音質は聞き取りにくいかと思いきや、優しい音質で長時間でも聞いている側は聞き疲れしにくいという特性で会話にはもってこい。
【低価格】FIFINE K658
ようやく登場した単一指向性の低価格USBダイナミックマイク
低価格USBマイク市場でブイブイ言わすFIFINEのUSBダイナミックマイク。¥11,900ですが完成度が非常に高く、専用ソフトを必要としていないならコレ一択と言えるくらいのマイクになっています。付属のショックマウントの品質が高くて付属スタンドでも口元へ近づけられるため使い勝手はとても良いです。1万円台でUSBダイナミックマイクはK658だけなので、ダイナミックマイクが欲しくて低予算で済ませたいならコレ一択です。
K658 | |
指向性 | 単一指向性 音を拾える範囲はかなり狭い |
感度 (ゲイン) | 本体とPC側で調整可能 |
ミュートスイッチ | あり |
ダイレクトモニター | できる |
PS4 | 利用可能 |
価格 | Amazon価格 : |
使い勝手 | 非常に良い |
イチオシポイント | 付属スタンドでバリバリ使えるところ |
- ¥11,900販売されているマイク。
こんな人におすすめ
- ゲームでもおすすめ
- 付属スタンドで使いたい人
- まともなマイクが欲しい人
- 環境音を拾いにくいマイクが欲しい人
- 1人で使う場合におすすめ
最大の長所
- 付属スタンドでも口元へ近づけられます。
- 付属品だけで使ってもキーボードの打鍵音を拾いにくくゲーム配信ととても相性が良いです。

付属スタンドの使い勝手がイマイチものが多いUSBマイクですが、K658はまともなスタンドとショックマウントが付属します。価格もUSBダイナミックマイクとしては破格。低予算ゲーマーでも納得できる品質の録音環境が揃います。
【高価格】SHURE MV7
高価だけど価格に見合った性能・音質で大本命の単一指向性ダイナミックマイク
アメリカの超老舗音響メーカー SHUREのUSBマイク。モダンなデザインでめちゃくちゃかっこいいです。雰囲気がアリアリ。テレワーク・会議で使ってると明らかに音質良いです。音質がとても良いだけでなく、使い勝手の良い専用ソフトでマイクに詳しくなくても直感的に音声を調整できます。どのUSBマイクよりもめちゃくちゃ使いやすいです。ちょっとだけ口元近くに持ってこないといけませんが、環境音を拾いにくいため、USBマイクの大本命かなというのが正直な気持ちです。
MV7 | |
指向性 | 単一指向性 音を拾える範囲はかなり狭い |
感度 (ゲイン) | 本体とPC側で調整可能 |
ミュートスイッチ | あり |
ダイレクトモニター | できる |
PS4 | 利用可能 |
価格 | Amazon価格 : |
使い勝手 | 極めて良い |
イチオシポイント | 何も不満が出ないところ |
- ¥31,680で販売されているマイク。
こんな人におすすめ
- ゲームでもおすすめ
- マイクアームで使いたい人
- まともなマイクが欲しい人
- 音質に強いコダワリがある人
- 環境音を拾いにくいマイクが欲しい人
- 1人で使う場合におすすめ
最大の長所
- USBマイクとしては極めて完成度が高く長く使っていけます。
- XLR接続も可能なのでもっとクリエイティブなことをやりたくなっても使えます。

適切な位置に配置すると、コンデンサーマイクとは比べ物にならないくらいキーボードの打鍵音を拾わなくなります。
あんまり選択肢が多くないダイナミックマイクですが、SHURE MV7は使い勝手も音質も素晴らしいの一言に尽きます。
口元近くに持ってこられる専用設計スタンドとのセットも
結局どのマイクを選んだ方が良いのか
ほとんどの場合であれば、ダイナミックマイクでよっぽど問題ありません。
詳しく理由を説明していきます。
楽器の音を録音するわけじゃないから
繊細な音を集音できるのがコンデンサーマイクの強みと紹介しましたが、声を録音したいだけなら明らかにオーバークオリティです。
声だけであれば、ダイナミックマイクでも十分すぎるほど高音質で録音できます。
さらに、コンデンサーマイクが配信に向かない理由として、感度が高いおかげで環境音を拾いやすいため、キーボードの打鍵音などが鳴り響くゲーム実況や配信には不向きです。
対策方法としては、マイクボリュームを小さくしてマイクを口元近くに持ってくることですが、その使い方ならダイナミックマイクの方が相性は良いです。
口元近くに持ってきても邪魔にならない構造

ダイナミックマイクのSHURE MV7をマイクアームにマウントして自分の視点で撮ってみました。
実際にはもう少しモニターに寄るので視界からはほとんど消えています。
ダイナミックマイクは口元の脇に持ってきても集音できるため視界の妨げになりにくいです。
ゲーム配信など、画面に集中したい場合はダイナミックマイクを選んだ方が失敗しにくいです。
コンデンサーマイクは邪魔になりやすい構造
ほとんどのコンデンサーマイクは配信向けに作られていないため、見た目はかっこいいものの視界を遮りやすくなっています。


配信向けというBlue Yetiシリーズでさえこれだけ大きいので、うまいこと配置しないとけっこう視界の妨げになります。


コンデンサーマイクは、ダイナミックマイクと異なり、口元の目の前にマイク正面を持ってこないと良好な集音ができません。
もし、どうしてもコンデンサーマイクを使いたいのなら、視界の妨げになりにくい製品から選んだ方が失敗しにくいです。
おすすめできるのはRODE NT-USB MiniかRazer Seiren Miniです。
そうは言ってもダイナミックマイクは選択肢が少ない
残念なことに、製造コスト的にコンデンサーマイクの方が安価に作れるためか、ダイナミックマイクは選択肢がほとんどありません。
まともに使えるUSBマイクとなるとFIFINE K658かSHURE MV7くらいしか無いのも事実です。
一切妥協したくないのであれば、ヘタに安いマイクを買うよりも、我慢してK658かSHURE MV7を購入するのがベストだと思います。
選択肢としてはこの2つ
FIFINE K658
- \11,900を実現した初心者でも十分な装備のハイコストパフォーマンスモデル
SHURE MV7
- 初心者から上級者まで満足できる圧倒的な音質と操作性のハイエンドモデル
コンデンサーマイクが絶対にダメというわけでもない
コンデンサーマイクでもマイクアームを使用して、口元近くに持ってこられれば、それだけでかなりデスクの振動や、環境ノイズを拾いにくくすることができます。
正しいマイクの使い方をすれば、コンデンサーマイクでも十分すぎるほど高音質で配信活動ができます。
コンデンサーマイクで配信活動をしている方もかなりの数居るわけなので、重要なのは使い方です。
当サイトでは、USBマイクの正しい使い方についても発信しています。
USBマイクの正しい使い方
この記事ではおすすめのUSBマイクについて紹介してきましたが、良質なマイク音声の利用には、適切なマイク配置・感度設定の理解が必要不可欠です。
せっかく高音質なUSBマイクを導入しても正しい使い方をできていなければ、イヤホンマイクやPCに内蔵されたマイク以下の音質になってしまうかもしれません。
コンデンサーマイク・ダイナミックマイクに限らずです。
コンデンサーマイクの適正距離を知ろう

コンデンサーマイクの位置はゲームや配信だけでなく、テレワーク・会議でも近づけて使うことで、良質な集音ができるようになっています。
付属のスタンドを使っている場合でも、マイクの集音部分を口元へ向けることでマイクボリュームを小さくすることができます。マイクボリュームを小さくすると遠くの音を拾いにくくなるため、簡単に環境音対策ができます。

ゲーム実況・配信ではマイクアームをうまく使うことで、快適な視界を保ちながらキーボードの打鍵音などを拾いにくくすることができます。
マイクアームがあればマイクとの適正距離を簡単に作り出すことができます。
また、マイクを口元近くに持ってきて集音部を口元へ向けることで、マイクボリュームを小さくできます。これだけでかなり良質なマイク音声になるだけでなく、マイクの近くの音以外を拾いにくくできるので、簡単に環境音対策ができます。
USBマイクを購入したら、今度は正しい使い方も知ることで不快感の少ない音声を提供できます。

もう一度言いますが、声って大事ですよ。
コミュニケーションに聴覚は重要なんです。
声フェチの方が存在するくらいですから、マイクや環境にコストを掛けても損はありません。
まとめ

USBマイクの選び方 結論
- 環境音も視界にも入りにくいダイナミックマイクがベストかも
- 歌や楽器を録音したいならコンデンサーマイクを選ぶ
- ゲーム配信でコンデンサーマイクを使うなら正しい使い方で
- マイクアームは用意した方が良いから買うこと前提で選ぶ
おすすめマイク紹介と言っておきながら、SHURE MV7の紹介記事みたいになってしまいましたが、大きな失敗は防げますし、壊れない限りずっと使い続けられます。高いだけあるなと思わされざるを得ません。
管理人にとってはレビュー記事も書いたSHURE MV7がベストなマイクでした。コンデンサーマイクならRODE NT-USB Miniがお気に入りです。
USBマイクは自身の用途に合わせて選ぶことで大きな失敗は防げます。自分に合ったマイクを見つけてみましょう。
コメント