【低予算で選ぶ】遮音性が高くて高音質、FPS ゲームでも実用的なイヤホン、イヤモニ

オーディオ

この記事では、なるべく手の届きやすい価格帯¥2,000~¥5,000から、実用的でオススメできるイヤホン、イヤモニを紹介します。

オーディオにも関心のある筆者の拘りで、全てゲーミング製品ではないオーディオ向け製品からの紹介になります。

Apexでも使えるイヤホンで安い。

音質にこだわりのあるかた、既存のヘッドセットに不満のあるかた、また、イヤホンのゲームプレイに興味はあるものの、とりあえず低価格なところから試してみたいといった、そういったかたのステップアップになるような、安く実用的、買ってよかったと思える名機だけを揃えてみました。

また、この記事では低価格イヤホンの特徴、音響機器メーカーのイヤホンと同じくらいに低価格イヤホンでも得ることができる、イヤホンならではの恩恵についても説明しています。

ヘッドホンからイヤホンに乗り換え検討中のかたは是非参考にしてみてください。

それでは紹介していきます。

FPSでイヤホンかヘッドホンのどっちがいいのかはこの記事で解説しています。ゲーミングヘッドセットとの差についても同時に説明しました。

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低予算でもFPSで実用性の高いイヤホンたち

最近では、ゲーミングヘッドセットによるサウンドプレイではなく、イヤホンによるサウンドプレイも一般的な選択肢になってきています。

しかし、音響機器メーカーのイヤホン、イヤーモニターは流通量や業務用製品で使用用途の関係で高価なことが多く、エントリークラスであっても、とりあえず試してみるという価格帯ではないと思っているかたも多いと思います。

ここ数年のポータブルオーディオの進出と普及により、たくさんの中華系企業が参入しました。そのおかげで¥2,000~¥5,000の製品でも品質が向上し、優れたイヤホンは無数に存在します。

その中からゲームの適正に合った製品を選ぶことで、FPSのサウンドプレイを向上させることができます。

そして、紹介するイヤホンのほとんどがリケーブルに対応しているので、ケーブルが断線してもケーブルを購入することにより長く使い続けられます。

リケーブル対応のイヤホンはケーブルの変更により、僅かな音質特性の変化も可能で、低価格なことから複数購入して、それぞれを様々なゲームタイトルに最適化させるといった楽しみ方もできると思います。

リケーブル対応のイヤホンを低価格で試してその構造を知っていただき、是非、音響機器メーカーのエントリークラスのイヤホン、イヤモニの購入時に役立てていただけたらと思います。

FPSに向いた特性

低価格イヤホンはオーディオ向けに作られていますが、評価できるのはその音質だけではなく、FPSのサウンドプレイに適正のある製品が多いことも挙げられます。

ハイエンドモデルに負けず劣らずなその特徴は、価格に関係ないイヤホンならではのものなので、まず安い製品に触れ、特性を知ることからはじめるのにも、とっつきやすくていいと思います。

解像度が高く、音の分離が良く足音が聞き取りやすい

低価格でも、高解像度で音の分離が良いものが多いため、FPSにおいて重要な要素である足音が聞き取りやすいものが多く存在します。

FPSに限らず多くのゲームに適しています。

また、定位も自然なものが多く、音の方向性も分かりやすいものが多いです。

とりあえずお試しでヘッドホンから乗り換えてみた時に、違和感なく使用できるのも低価格イヤホンの強みだと思います。

またイヤーピースを変えることができるので遮音性の高さも自在にコントロールできます。

装着感が良好

FPSなんかのゲームは、ついつい長時間プレイしがちです。

ヘッドセットを使っていると頭痛を起こしたり、肩や首が凝ったりしてきます。低価格イヤホンは小型かつ軽量で、肩や首に負担がほとんどかかりません。

また、耳に密着させることで高い遮音性も確保できます。高い遮音性が得られると、結果的に音量を大きくしなくてもよくなるので、聴力の保護にも繋がります。

正しいイヤーピースを使って耳に完全にフィットさせることで、プレイ中のズレも全く起きなくなります。

¥2,000~¥3,000のイヤホン【エントリークラス】

まずは¥2,000~¥3,000のイヤホンです、この価格帯は競争率が高いですが、定番製品も確立されている価格帯でもあります。

『KZ ZST』 定番 低価格中華イヤホンの定番

KZ ZSTは、中華イヤホンメーカーでは有名なKZが手掛けた、バランスド・アーマチュア(BA)とダイナミックドライバーが各1基ずつ搭載されたハイブリッドイヤホンです。

中低域をダイナミックドライバー、高域をBAで補うことで、自然で豊かな音域を作り出しています。

最近ではハイブリッドイヤホンの構成は定番ですが、数年前までは一部のハイエンドモデルでしか採用されていませんでした。

このZSTが低価格ハイブリッドイヤホンとして普及したことにより、各社が採用するようになったという背景があります。

ゲーミングデバイスメーカー製のイヤホンもこの構成を多く採用していて、ネームバリューが無いかわりに安くて性能のいい製品を入手できるという考え方もできますね。

ココが良い

  • 高域は弱いけど、低中域がメインで迫力のあるサウンド
  • 解像度はそこまで高くないけど、見通しがいいから臨場感に溢れる
  • ゲームに使う分には全く問題ない定位と音質
  • 音楽鑑賞もイケる、圧倒的コストパフォーマンス

ココはイマイチ

  • イヤホンの形状は悪くないけど、付属のイヤーピースだとしっかりフィットしないかも
  • 付属のケーブルの質感は高くない
  • マイク音質は期待してはいけない

今聞いてみても通用する完成度の高いサウンドは、FPSでも特に違和感無く使うことができました。

高域の出方は少し大人しめではありますが、全体的にメリハリのある音でクリアな音質です。

横に広い音場は、FPSを楽しくプレイするのに非常に向いていると思います。

この価格でもリケーブルはできるし、イヤーピースを変えても音質の追求ができるので、カスタムベースとしてもオススメです。

プラスチッキーな質感で高級感は無く玩具っぽさはありますが、またそれもジャンクな雰囲気がして個人的にはアリだと思います。

安く、再入手性も非常に良いので、機器によってわざわざ付け替えるのが面倒なかたにもおすすめできますね。

発売当時は結構話題になってたのが懐かしいです。

ブラッシュアップされた後継機種のZSTXも販売されています。

どちらもマイク有り、無しから選択できるようになっています。付属のマイクはイヤホンマイクと同等の性能なので、VCをする場合は、なにかしらマイク単体で運用したほうがいいです。

『KZ ZSR』キレのある高域で空間表現が得意なイヤホン

KZ ZSRは、またしてもKZのイヤホンです。バランスド・アーマチュア(BA)が2基とダイナミックドライバーが1基、搭載されたハイブリッドイヤホンです。

ZSTと比べると高域が強化されている構成です。金属音なんかは生々しく聞くことができます。

ココが良い

  • 高域に特徴があって、低中域も量感があり迫力のあるサウンド
  • 解像度はそこまで高くないけど、バランスのいい出音
  • 前後の定位が掴みやすい
  • 形状的に付属のイヤーピースでもフィット感が得やすい

ココはイマイチ

  • 環境によっては高域が刺さって聴こえるかも
  • 付属のケーブルの質感は高くない

音質傾向は縦に広がりがある音質特性で、前後の定位は掴みやすいです。ZSTと価格的に大差無いので、差別化が難しいかなとは思いますが、高域の出方は確実にZSRのほうに軍配が上がります。フィット感もこちらのほうが若干良い気がします。

イヤーピースを取り付ける部分のステムが長めなので、イヤーピースを変えるだけでも結構聞こえ方が変わります。

イヤーピースを色々試してみてもいいかもしれません。

こちらもリケーブルが可能で、断線しても修復できます。

後継機種の登場により、たぶんそろそろ販売終了になりそうなので、この価格帯でよさそうなものがあればそのうち入れ替えます。

¥4000~5000のイヤホン【本格音質】

¥4000~5000のイヤホンは、1つのイヤホンだけの紹介です。

予算があれば、これを使っておけば当分の間は問題ないだろうという製品だけで考えたら、必然的に1つだけになってしまいました。失敗したくないかたはコレを選んでしまえばOKというイヤホンです。

『CCA C12』音響機器メーカー顔負けの音質を持ったイヤホン

CCAは、KZから派生された姉妹企業です。

KZとは音作りに若干の違いがあり、CCAのほうが若干ハイエンド寄りな音質を目指しているんだそうです。

CCA C12はバランスド・アーマチュアドライバー(BA)5基に対して、ダイナミック1基を搭載しているハイブリッドイヤホンです。

BAが5基になったことにより、全音域の解像度と音の分離が桁違いに良くなっています。

音のバランスも非常に良く、情報量が多い音源でも潰れずに処理ができるイヤホンです。

初めて使ってみると、たぶん聞こえなかった音が聞こえるといった状態になるかもしれません。

ココが良い

  • 高域から低域までバランスよく出ている、弱ドンシャリなサウンド
  • 情報量が多く、解像度も高くて分離が良い弱点のない音質
  • 定位も自然で、足音を聞き分けるのにも困らない
  • 若干の粗さはあるものの、音響機器メーカーのエントリークラスと大差無い

ココはイマイチ

  • 形状的にホールド感が得られない場合あり

C12は、正しくイヤーピースを選択しないと形状的にホールド感が得られない可能性があるものの、音質、定位、全てが高水準にあります。

付属のイヤーピースが耳にピッタリとフィットするかたであれば完璧なイヤホンだと思います。

付属ケーブルも編み込みケーブルで質感は高く、少し硬質なケーブルなので絡まったりしにくく取り回しも良好です。

ゲームをするのにも、定位が良くて音場もそれなりに広いので、臨場感を楽しみながら足音の聞き分けもできます。

とても優秀な特性で困る要素が無く、音楽鑑賞も高品質でマルチに使えます。

¥4,500という予算が許すのであれば、このイヤホンなら長い間使うことができるのでオススメできます。

リケーブルすることによって、若干ですが音質の変化も楽しむことができます。

幅広く使えるイヤホンなので、ケーブルを変えてみたり、イヤーピースを変えてみたりしても面白いと思います。

まとめ

この記事では低価格だけどFPSで実用性の高いイヤホンを紹介しました。

3種類しかありませんが、予算に合わせて選んでもらっても後悔のないように高水準なイヤホンを選んだので、気になったイヤホンを試してみてください。

低価格なイヤホンでも遮音性は高いし、満足の得られる音質なのでゲーム以外での実用性も高いです。

また、今回の記事に合わせて、より快適に使えそうなオススメのイヤーピースも紹介しようと思ってるので、まとまり次第、追記します。

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