ゲームや配信で最適なマイクの距離と位置の解説と快適な音声を届けるために気をつけたいこと

マイク

『ゲームや配信でのマイク位置を知りたい!』『マイクの位置って決まりがあるの?』

この記事で知られること

  • 配信やゲームのマイクの最適な位置
  • 揃えた方がいい機材
  • マイクの気をつけたいこと

この記事では、普段から実際にPCゲームでVCをしたりする管理人が、ダイナミックマイク・コンデンサーマイクの最適なマイクの位置や配置について、音声サンプルを使いながら分かりやすく説明していきます。

記事の終わりには、バリバリと音割れした音声になってしまう原因などについての解説や、すぐにできる音質改善方法についても説明します。

配信やゲームをする人、Vtuberをやっている方は、マイクの位置を一歩間違えると通話相手や視聴者を不快にさせてしまうことに繋がるので、覚えておきたいとても重要な内容です。

この記事を書いた人
komugipowder

元イネ科アレルギーのkomugipowderです。ゲーミングPCの周辺機器・配信用機材・ガジェットのレビューをしています。みっちり愛を込めて使い込むことをモットーとしたレビュー記事を書いています。配信機材は分かりにくい製品が多いので、設定方法や困りごとの解決・お役立ち情報も発信しています。広告収入を活動資金にして運営しています。

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ゲームや配信でのマイク位置

結論から先に言ってしまうと、マイクという道具は鳴っている音の近くに配置するものです。コンデンサーマイク・ダイナミックマイクに限らずです。

ここからはマイクの設置位置・方法、『マイキング』について説明しながら、配信での最適な位置を説明します。

基本的にオンマイク

配信でのマイキング (マイクの位置) は、オンマイクです。ボーカルやナレーターと同じマイキングです。

オンマイクとは

  • 鳴っている音のすぐそばに配置すること
  • 話し声を集音するなら口元の前
  • 集音部分を音に向ける
  • 距離はゼロから10cmくらい

そもそもマイク自体がオンマイクで使うものです。ゲーミングデバイスメーカーから販売されているマイクは、けっこう間違った配置を推奨していることが多いです。

そもそも付属のスタンドが短すぎてオンマイクにできなかったり、明らかに環境音を拾いまくる使い方を想定したスタンドが便利な構造と言っていたりします。その影響で間違った使い方をしている人も多いです。

配信をするならマイクアームは必要です。

オンマイクのメリット

  • 輪郭のハッキリした音声になる
  • 余計な残響音を拾わない
  • なるべく声だけを拾える
  • 近接効果が利用できる

オンマイクは配信ではメリットしかありません。ひとつだけ気をつけるとするなら、マイクの装備についてです。マイクが近いのでポップガードを使わないと『ばびぶべぼ・パピプペポ』の発音でボフボフというポップノイズが乗ってしまいます。

近接効果という近づけば近づくほど低音が効くようになる仕組みも活かせるので、太くて抜けの良い低域を生み出せます。スカスカした音にはなりません。

また、近接効果が強すぎて音がこもる場合はハイパスフィルターを使って音作りをすれば、出過ぎた低域のコントロールも簡単にできます。手持ちのオーディオインターフェイス等でハイパスフィルターが使えるか確認してみましょう。

有名配信者も使っている定番マイクアーム

オンマイクの音声サンプル

音声サンプルを録音したので参考にしてください。

sE electolonics DynaCasterというダイナミックマイクをApogee BOOMに接続して録音しました。

  • マイクゲイン18dB

声のみ

音声が流れます。イヤホンかヘッドホンの着用を推奨します。

BGMあり

音声が流れます。イヤホンかヘッドホンの着用を推奨します。

実際に聞いてみても輪郭のハッキリとしたクリアな音質になっています。音抜けが良く、BGMがかぶさってきても埋もれにくい音声です。

複雑なサウンドが鳴り続けるゲームでは、かぶってくる音から抜けてくれるかどうかという聞き取りやすさも考慮しないといけません。たとえコンデンサーマイクを使っていてもマイキングが適切でないと抜けの良い音声にはなりません。

また、低域が強すぎても音抜けの悪い音声になります。低域出ている=いいことではなく、音抜けが悪くならない範囲の具合に調整することも重要です。

管理人の場合は、ゲーム配信をするときはハイパスフィルターで120Hz以下の低域はカットしています。

使用しているマイクとオーディオインターフェイス

オフマイクはやめておいたほうがいい

けっこう多い配置だと思いますが、配信にはマイクを離れた位置にマイキングするオフマイクは向いていません。

オフマイクとは

  • 鳴っている音から離して配置すること
  • 残響音も一緒に集音させる
  • 集音部分を音に向ける
  • 距離は30cm~50cmくらい

オフマイクは視界に入りにくく、使い勝手が良いと思っている方も多いかもしれませんが、声だけを拾わせたい時にはやらないマイキングです。

残響音がかなり入ってしまうので、声にフォーカスしにくいです。残響音対策をしていなければ『お風呂場みたいな』音になっているので、質感も安っぽく感じます。大聖堂で配信してる?と思われる可能性があります。

ゲーミングデバイスメーカーのマイクについているスタンドでもオフマイクしかできないことが多いです。製品の公式サイトを見ると、しれっとマイクアームにマイクを装着しているメーカーも多いですね。

オフマイクのメリット

  • 雰囲気が集音できる
  • 残響音を拾わせられる
  • 一緒に鳴る音を集音させられる
  • 大きい声を出しても音割れしにくい

オフマイクは部屋の残響音を拾うことがメリットですが、配信には残響音を拾わせる必要がありません。必要に応じてリバーブをかければいいです。

歌を録音するときはオンマイクにして、さらに残響音を無くすために吸音材やリフレクションフィルターを使うという涙ぐましい努力をするくらいです。

さらに、マイクから距離が開くことでゲインも上げる必要があるので、拾う音量の最低音量も上がります。その結果、エアコンやPCのファンノイズも拾ってしまいます。サーというノイズがずっと鳴り響くので、配信だとけっこう気になる人が出てきます。

オフマイクの音声サンプル

音声サンプルを録音したので参考にしてください。

sE electolonics DynaCasterというダイナミックマイクをApogee BOOMに接続して録音しました。

  • マイクゲイン32dB

声のみ

音声が流れます。イヤホンかヘッドホンの着用を推奨します。

BGMあり

音声が流れます。イヤホンかヘッドホンの着用を推奨します。

実際に聞いてみても輪郭のぼやけた広がりのある音質になっています。音抜けは悪く、BGMがかぶさったときに馴染みが悪く異質で浮いてしまいます。低域が減衰するため、相対的に高域の強いリップノイズや歯擦音が目立つ音声になっています。

マイクゲインが18dB→32dBとかなり大きくしないと音量が取れないため、サーという環境ノイズもうるさいです。

よくあるお悩み解決法として『ノイズ除去ソフトを使う』と提案している方もいますが、最低音量が大きいのでノイズ除去を有効にすると声が途切れたりします。

ノイズが声と同じ音量になっているのに、無理やり除去しようとするために起こることです。リップノイズ除去のプラグイン等も、利用する前に、適切なマイキングとEQでの調整ができているかを見直したほうがいいです。基本的にはノイズが入らないようにマイキングとマイク選定をすることが最優先です。

配信だけでなく、VCをしている場合でもずっとサーと音が鳴っていると聞く側は不快になります。声のボリュームも環境音と同じボリュームになっているため、音量を下げてしまうと聞き取りにくくなってしまいます。

使用しているマイクとオーディオインターフェイス

揃えた方がいい機材

配信でオンマイクを実現するために必要なものです。

揃えておきたい機材

  • マイクアーム
  • ショックマウント
  • ポップガード

どちらも揃えていくと高価になりますが、マイクアームはド定番品を買えばいいです。

ショックマウントとポップガードはどちらも内蔵されたダイナミックマイクが多くなってきたので、まだマイクを持っていない場合はダイナミックマイクを買ったほうが安上がりですよ。

ダイナミックマイク

  • フロントアドレス (天面集音) で視界に入りにくい
  • 近づけやすくて取り回しが良い
  • 装備が整った製品が多い

配信でおすすめなダイナミックマイクも解説しています。

マイクアームはBlue Compassタイプのアームでサイズの選べるNZXT BOOMがおすすめです。

軽いマイクでも使えるマイクアームも解説しています。

マイクの気をつけたいこと

マイクはマイクの配置位置・マイキングで音が変わりますが、ゲインの設定も同じくらい重要です。

ゲインの設定が適切でないと、大きな声を出した時に音割れ・クリッピングを起こしたり、常時バリバリの音になります。

配信でのマイクゲインの設定方法

  • マイクにできるだけ近づく
  • 想定できる大きい声を出した状態で音割れしないレベルにする
  • 音が小さければ配信ソフトや通話アプリの音声設定で増幅させる

マイクゲイン = 音声ボリュームではありません。

マイクゲインで決めるのは、マイクの集音できる音の最低距離です。大きくすると遠くの音が拾えます。小さくすると近くの音しか拾えません。だからマイクを近づけるのです。

配信やゲームの場合、近くの音しか拾えないマイクゲインで、配信ソフトや通話アプリの音量設定で十分な音量に調整できるマイク音量が最適です。

とにかくMAXはバリバリに歪みます。配信ソフトやアプリで音量を下げても改善しません。バリバリに歪みまくっているお友達がいる方は教えてあげたほうがいいかもしれません。

よくあるお悩み

例えば、Blue YetiやHyperX QuadCastなどはノブでマイクゲインが調整できるようになっていますが、コンデンサーマイクで感度が高いため、ノブはちょっと回すだけでも音量は取れるようになっています。

完全に回しきった状態で『コンデンサーマイクだからなんでも音を拾ってしまう』というレビューを見かけたことはありませんか?

そういう場合はゲインの設定を間違えています。マイクゲインを調整すれば、コンデンサーマイクでも近くの音しか拾いません。

マイキングと合わせてうまく設定をすることが重要です。

まとめ

配信やゲームをする場合、マイクを近くに配置するオンマイクにしましょう。

オフマイクの状態で音質が悪いと思っていても、オンマイクにするだけで劇的に高音質になると思います。

配信のマイク位置のおすすめはオンマイク

  • 残響音が少ない
  • 声の輪郭がハッキリする
  • 環境音を拾いにくい

邪魔になるからといって遠ざけると音質は残響音まみれで聞き取りにくいです。ノイズも拾いまくります。ノイズ除去ソフトを使っても、ノイズを消すためには声と同じ音量までノイズ除去のしきい値を上げることになるので声が途切れる原因になります。

マイクを近づけて、マイクゲインを小さくすれば近くの音しか拾いません。ノイズ除去も必要なくなります。

ゲーミングデバイスメーカーのマイクはオフマイク用のスタンドしか付属してこないことが多いので、マイクアームを使ってマイクを近づけましょう。

視界の邪魔になるのが気になるなら、マイクの天面から集音ができるダイナミックマイクを使うといいですよ。

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元イネ科アレルギーのkomugipowderです。ゲーミングPCの周辺機器・配信用機材・ガジェットのレビューをしています。みっちり愛を込めて使い込むことをモットーとしたレビュー記事を書いています。配信機材は分かりにくい製品が多いので、設定方法や困りごとの解決・お役立ち情報も発信しています。広告収入を活動資金にして運営しています。

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